魚沼地域の建設業界で働く女性を対象として、見学会と意見交換会が行われました。
今回は新潟県建設業協会魚沼支部とにいがた土木女子会議(NDJ)の合同開催で、19名が参加しました。
最初に、伊米ヶ崎建設(株)の建設ディレクター室の見学会が行われました。 建設ディレクターとは、ITとコミュニケーションスキルを活用して、建設業の現場を支援する新しい職種です。 現在、6名の女性が建設ディレクターとして活躍しており、現場技術者が現場管理とともに行っている事務系業務(書類作成やICTデータ作成など)をサポートしている事例を紹介してもらいました。 現場技術者の業務を分業化して残業が減ることを目指しており、業務内容はまだまだ模索中とのことです。 建設ディレクターという新しい職種は、進化し続けているようです。
本社オフィス内も見学させてもらいました。 徹底した整理整頓、ペーパーレス化が進んでおり、すっきりとしていて清潔感のあるオープンな感じがとても印象的でした。
意見交換会は、ワールドカフェ形式で「女性の活躍、定着促進のためには」というテーマで話し合いました。 子育てしながら仕事を続けることの難しさ、性別関係なく働くことの大変さなど、これまでの苦労話も出ましたが、最近は、時短勤務やリモート勤務も取り入れられているようで、働き方が変わってきていると感じました。 女性技術者が集まって意見交換する機会は少ないため、話題が多方面に広がり、多いに盛り上がりました。 建設業界での女性の活躍、定着促進のため、今後も活動を続けていきたいと思います。