令和6年12月18日に新潟県主催、にいがた土木女子会議共催による『建設産業魅力アップセミナー』を開催しました。
セミナーには、企業・団体・行政等の建設産業で働く女性60名の参加がありました。
【セミナー概要】
(株)笠原建設 総務部次長 渡邉誠司 様から「働きやすい職場づくりに向けた取組について」と題して、会社としての取組や女性職員のアンケート結果などをお話しいただきました。
同社は、若手の採用・育成や育休取得等を積極的に進めており、厚生労働省が創設した3つの認定制度 ― 若者の採用・育成に関する「ユースエール」、女性活躍推進に関する「えるぼし」、子育てサポートに関する「くるみん」に認定されています。
また、新人や若手の育成のために、独自に「笠原塾」を開設。会社の理念から業務のやり方まで、さまざまなカリキュラムを用意しており、先輩・上司が教材を作成し、パソコンやスマートホンで気軽に学べる環境を整えているそうです。
「自社が何かを推進し、大きく変わったわけではなく、会社が好き・仕事が好き、そこから始まる。あなたの一言で会社は変わる。会社が変われば業界も変わる。」という言葉で占めていただきました。
フクダハウジング(株) 代表取締役社長 木津広美 様から「魅力ある建設産業に向けて」と題して、全員参加型ワークショップのファシリテーターを務めていただきました。
メンバーを変えながら、「自分にとって魅力ある職場とは」、「その実現に向けてどう行動するか」など意見交換を行いました。参加者の話し合いの中では、人間関係や組織風土に関する言葉や、処遇・待遇に関する言葉などがキーワードとして多く上がっていました。
木津様から参加者に「自分事として捉え行動して下さい」「ジェンダー時代、女性・男性・若手に関わらず働きやすい職場にしていきましょう」とエールをいただきました。
参加者からは、「活発に意見を交換できた。今後も外部の方と積極的に交流したい。」「魅力ある職場を目指して、小さな力かもしれないが頑張っていきたい。」などの声が聴かれ、多くの方から好評のコメントをいただきました。